住宅価格まだまだ上昇中!市民の負担増大、背景に「一部が暴利をむさぼり、海外資本が機会を…」―中国

Record China    2007年12月5日(水) 11時18分

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2007年12月、中国の住宅価格は、引き続き上昇している!その背後には、様々な原因があるが、国民にとっては、生活に関わる切実な問題だ。写真はアモイのマンション。

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2007年12月4日、中国社会科学院が招集した「2008年中国経済形勢報告会」で、最近の住宅価格の急激な上昇は、住民の利益に重大な影響を与えている、との報告があった。「中国新聞ネット」が伝えた。

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中国の証券や住宅等の資産の市場価格は、引き続き上昇を続けている。特に一部の都市部においては、価格があまりにも高く、また上昇スピードが速すぎるため、住民の利益に切実かつ重大な影響を与えている。科学院の研究員は、中国の資産価格上昇の主な原因を、以下のように分析している。

(1)中国では、現在、インフレによる圧力と隠された生産過剰が共存している。価格上昇に特殊な構造があり、全面的な上昇ではない。

(2)中国は、目下、流動的な要素が多く、未解決の問題が多い。通貨の供給量は十分だが、長期的に低利率である。人々は、資産価値を増やすために、証券や市場に投資をする傾向がある。

(3)土地譲渡税は地方税の主な収入源となっている。地方政府の、土地開発や都市建設を重視する態度は、不動産価格の上昇に拍車をかけている。

(4)一部の機関が、不法に市場に働きかけをおこない、暴利をむさぼり、人為的に価格をつり上げている。

(5)海外資本が、様々な手段を用いて中国市場に参入し、利益を得る機会をうかがっている。(翻訳・編集/高橋)

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