来年を「日中関係飛躍の年」に…!しかし問題も山積―中国

Record China    2007年12月4日(火) 18時26分

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「日中ハイレベル経済対話」の初会合が開催され、両国外相が来年を「日中関係飛躍の年」をすることで合意。「戦略的互恵関係」構築に向け一歩前進した形だが、問題が山積している。

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2007年12月3日新華網によれば、日中ハイレベル経済対話の初会合が12月1日北京の人民大会堂で行われ、日本側代表の高村外相と中国の楊潔チー(ヤン・ジエチー)外交部長は、来年を「日中関係飛躍の年」とすることで合意し、両国首脳の相互訪問を通じ、互恵関係の具体的な成果を上げることを目指していくことが決定した。

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しかし、日本の新聞報道でも、戦略的互恵関係の構築も具体的な成果も簡単に得られるものではなく、問題は山積していると指摘されている。国際先駆報によれば、両国の貿易関係の伸びは減速してきているという見方もあり、ビジネス環境にもまだまだ不十分な点がある。技術協力にも依然として壁が存在し、日本の対中投資にもブレがあるという。

国務院発展研究センター対外経済研究部の張小済(ジャン・シャオジー)部長は、これら以外にも、中国の市場経済地位の認識問題や外国ユーザーリストの問題、ポジティブリスト制度の問題などがあり、今回の日中ハイレベル経済対話を通じて解決されることに期待したいと語った。(翻訳・編集/岡田)

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