農畜産物貿易問題、カボチャ・コメなどで進展=若林農水相と会談―中国局長

Record China    2007年12月3日(月) 19時18分

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中国の国家質検局長と日本の農水大臣が会談、日中農畜産物輸出入問題について多くの共通認識が得られたと伝えられた。写真は農家。

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2007年12月01日、中国国家品質検査総局の李長江(リー・チャンジアン)局長が日本の若林農水相と会談を行い、農産物輸出入問題について多くのコンセンサスを得られたと、中国新聞網が報道した。

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それによると、2008年の3月末までに中国産カボチャに対する輸入禁止措置の解除が提案され、日本側は国内の関連法案の調整を行うこととなる。また、中国の偶蹄類動物の畜産物に対して日本が輸入を禁止している問題については、日本側が08年3月までに中国企業35社の加熱済み加工製品について検査・確認方法など関連法規の手続きが済み次第、輸入が許可されることとなる。

中国産コメの輸入問題についても、08年3月末までに虫害検疫などの作業手順の実施制定が日本側から提案されている。また、日本側は、中国産コメ輸入に関する検疫手順の実施制定に先立ち、日本産コメ150トンの対中輸出許可を求め、中国側がこれを了承した。

このほか、中国の冷凍鳥肉の対日輸出問題についても、08年5月に国際獣疫事務局(OIE)が公表すると見られるコンパートメント制度に先立ち、双方が積極的に技術交流と意見交換を行い、コンパートメント制度に従ってこの問題の早期解決はかっていくことで、合意した。(翻訳・編集/岡田)

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