Record China 2007年12月1日(土) 0時24分
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29日、今年5月に北京市内で発生した誘拐事件の容疑者4人に対する判決が下った。大富豪の8歳の息子を誘拐し、1000万元という巨額の身代金を要求した大事件のてん末は?
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2007年11月29日、北京のニュースサイト「千龍網」は今年5月に発生した身代金要求1000万元(約1億6000万円)の誘拐事件の容疑者4人に判決が下ったと伝えた。
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北京市で中華レストラン「九頭鷹(ジュウトウイン)」といえば知らぬ人はいない超有名店。国内に支店10店舗を有し、日本の旅行情報誌にも掲載されるほどの店だが、今年5月8日この店の経営者周鉄馬(チョウ・ティエマー)さんの1人息子(8歳)が通学途中に何者かに誘拐された。母親の運転する車ごと、警官を装った犯人グループらに拉致され、その後母親だけが解放された。
犯人らは河南省の実家にある地下壕に誘拐した子供を閉じ込め、父親の周さんに身代金1000万元を要求。警察当局の捜査の結果、事件発生から3日後に犯人グループ4人を全員逮捕。子供は無事に保護された。
判決では主犯格の王永海に懲役13年、共犯の王希軍に懲役14年、他の共犯者2人には懲役12年とそれぞれに罰金が言い渡された。なお、主犯格王永海の刑が王希軍より軽いのは、逮捕後の態度が当局に協力的であったからだという。(翻訳・編集/本郷智子)
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