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4日、英紙タイムズは「高齢化によるアルツハイマー症の増加が中国の『時限爆弾』になる」と報じた。
2016年4月4日、英紙タイムズは「高齢化によるアルツハイマー症の増加が中国の『時限爆弾』になる」と報じた。参考消息網が伝えた。
中国首都医科大学の専門家によると、中国では1990〜2010年の20年間で、アルツハイマー症患者が2倍以上に増加。中国政府は「高齢化の加速と医療設備の不足は、今後直面する大きな課題になる」と認めている。10年時点で世界のアルツハイマー症患者は約3600万人。うち4分の1は中国にいるとされる。30年には全世界で6600万人、50年には1億1500万人に増える見通しだ。
急速に経済成長した中国だが、喫煙、肥満、糖尿病、高血圧などの抑制に成功していない。アルツハイマー症の増加に対応する数の医師を養成するには20年かかるとみられる。
さらに、中国は最近一人っ子政策を廃止したが、今後も高齢化圧力は弱まらず、若い世代の負担は増えるとみられる。(翻訳・編集/大宮)
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