Record China 2007年11月29日(木) 16時27分
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28日、建設現場に勤める労働者たちがIDカードで出退勤管理をするシステムが誕生した。このカードは給与の受給や街での買い物、仕送りにも便利に使える。
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2007年11月28日、チャイナフォトプレスによると、建設現場に勤める労働者たちがIDカードを用いることで彼らの入退出管理をするシステムが誕生した。北京市建設委員会と労働局が共同で立ち上げた。現在、北京市で建設現場に従事している労働者は登録されているだけで57万人いるが、そのうち53万人にIDカードが配布された。
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カードには個人情報が登録されており、出退勤の管理に利用されるほか、給与の受給もこのカードを通じて行うことになる。市内の郵便局およびATMで直接、現金を受け取る仕組み。また、このカードは電子マネーの機能も併せ持っており、銀行と連携している各種の店舗、飲食店、ホテルなどで使用できる。さらに、このカードを通じて登録される預金口座は遠方でもキャッシングが可能で、出稼ぎ労働者が遠方に残してきた家族にとっては便利なシステムとなる。
北京市建設委の責任者によると、このシステムによって従来問題となっていた、雇用主による給与支給の延滞や横領などを防ぐことができ、契約なき不法労働を撲滅することができるという。(翻訳・編集/愛玉)
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