<続報>「ラストエンペラー」溥儀の自伝、皇帝の弟が権利を主張―中国

Record China    2007年11月28日(水) 11時22分

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26日、「ラストエンペラー」溥儀の弟・溥任氏の代理人が記者会見を行った。溥任氏は間もなく裁判所に申請し、溥儀の自伝の権利が自身に所属することを明らかにする予定だという。写真は旧満州国皇宮博物館。

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2007年11月26日、「ラストエンペラー」溥儀の弟・溥任氏の代理人である黎園(リー・ユエン)氏が記者会見を行った。溥任氏は間もなく裁判所に溥儀の自伝「我的前半生(我が半生)」の権利保持の申請を行い、同書の権利の所在を明らかにする予定だという。

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今年9月、これまで40年以上にわたり、「我が半生」を出版してきた群衆出版社は、同書は相続人不在のため無主の国有財産になったと裁判所に申し立てを行った。裁判所はこれを受理、1年以内に申立人が現れない場合は国有財産に認定されるという。

これに異を唱えたのが溥任氏とその代理人・黎園氏。溥儀の妻・李淑賢(リー・シューシエン)夫人死去後、著作権は溥儀の弟である溥任氏が相続したと主張している。今年、北京日報グループの同心出版社と出版契約を結び、新版「我的前半生(我が半生)」が出版された。同時に、従来の群衆出版社版の出版差し止めも要求している。「ラストエンペラー」の自伝をめぐる醜い争いはまだまだエスカレートする様相だ。(翻訳・編集/KT)

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