天然ガス使用が7年で10倍増、LPとプロパンを上回る―上海市

Record China    2007年11月27日(火) 17時51分

拡大

一般家庭や企業で安価かつエコな天然ガスを使用する割合が増えている。上海市では“十一五”期間中の都市ガス網建設が予定されている。資料写真。

(1 / 3 枚)

2007年11月26日、新聞晨報によれば、上海のガス市場に変化が起きている。一般家庭や企業で、出費を抑えられるうえにエコな天然ガスが次第に使われるようになってきているそうだ。2000年、上海全市での天然ガスの割合は20万戸程度だったが、7年で10倍に増加。中心市街地ではすでに223万戸にまで増加し、LPガスとプロパンガスの割合を超えている。上海燃気集団の関係者によれば、2010年には天然ガスの割合が300万戸を超えると予想されており、2015年までには都市ガス化が実現される見通しだそうだ。

その他の写真

上海市では、天然ガス消費が10億立方メートル増加する毎に51万トンSCE(標準石炭換算量)を減らすことができると見込まれており、“十一五”(第11次五か年規画)期間内に、上海全市をカバーする都市ガス網の建設が予定されている。2004年から今年初めまでで見ると、民用天然ガスの小売価格は2.10元、これはLPガスの82%、プロパンガスの42%と安価。

天然ガスへの組み替えに際し、上海燃気集団は無料で機器の修理、点検、取り替えを行うなど消費者の便宜を図っている。(翻訳・編集/岡田)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携