外交では対立続く日本と中国、PKOでは良好な関係―米メディア

Record China    2016年3月20日(日) 7時50分

拡大

16日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語版サイトは記事「PKO:知られざる日中の協力」を掲載した。東シナ海問題、歴史認識問題で対立が続く日本と中国。しかし国連平和維持活動(PKO)で両国は緊密な協力を維持しているという。

2016年3月16日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語版サイトは記事「PKO:知られていない日中の協力」を掲載した。

東シナ海問題、歴史認識問題で対立が続く日本と中国。しかし国連平和維持活動(PKO)で両国は緊密な協力を維持しているという。3月14日、かつてPKOにかかわった日本の研究者、政府関係者が米ワシントン・スティムソンセンターでのシンポジウムで、日中の協力について明かした。

早稲田大学の上杉勇司教授は「中国人スタッフと日本人スタッフの間には一切の怨恨はなかった」と語った。大阪大学グローバルコラボレーションセンターの敦賀和外特任准教授も「少なくとも国連では日本と韓国、中国との関係はきわめて良好だった」と話している。

司会を務めたスティムソンセンターの辰巳由紀主任研究員は、PKOでの協力が日中軍事関係者の信頼関係構築に役立っているが、こうした協力関係はあまり知られていないと指摘している。(翻訳・編集/増田聡太郎

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携