台湾故宮博物院院長が明言「所蔵品は『中華民国』に属する、本土に返還することはない」―香港メディア

Record China    2016年3月17日(木) 18時50分

拡大

16日、香港・中国評論社によると、台湾・国立故宮博物院の馮明珠院長は、同博物院が所蔵する文物は「中華民国に属する」と述べ、中国本土への返還を否定した。写真は台湾の国立故宮博物院。

(1 / 2 枚)

2016年3月16日、香港・中国評論社によると、台湾・国立故宮博物院の馮明珠(フォン・ミンジュー)院長は、同博物院が所蔵する文物は「中華民国に属する」と述べ、中国本土への返還を否定した。

その他の写真

この問題は、先日、新党主席の郁慕明(ユー・ムーミン)氏が「正義へのモデルチェンジ」に話が及んだ際に、「いっそ台北故宮博物院の所蔵品も中国本土に返しては」と発言したことを受けてのもの。

16日に開かれた立法院の文化・教育委員会で、民進党の黄国書(ホアン・グオシュー)委員が「郁主席の考えに同意しますか?」と質問すると、馮院長は「もちろん同意しない。文物は『中華民国』に属する。少なくとも私の在任期間中にはあり得ない」と答えた。一方で、中国本土が返還を要求していないことに触れ、「この問題はまったく存在しないことだ」とも述べている。(翻訳・編集/北田

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携