「ダイビング免許取りたかったのに…」=タイ旅行に行こうとした女性、身に覚えのない容疑でパスポート廃棄処分に―中国

Record China    2016年3月4日(金) 8時30分

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2日、華龍網によると、ダイビングの資格を取るためにタイに行こうとした中国四川省在住の女性が、身に覚えのない理由でパスポートを没収、廃棄処分されるというトラブルが起きた。写真は中国のパスポート。

2016年3月2日、華龍網によると、ダイビングの資格を取るためにタイに行こうとした中国四川省在住の女性が、身に覚えのない理由でパスポートを没収、廃棄処分されるというトラブルが起きた。

当時者の女性は2月27日、タイに渡航するため重慶に移動。現地のイミグレーションで審査官にパスポートを提示したところ、これを取り上げられ、長時間待たされた挙句、「角を切り落としたから出国できない」と告げられた。焦る女性に対し、担当者は「昨年12月に攀枝花市(四川省)の警察が無効通知を出している」と説明。この街に行ったことのない女性はさらに混乱し、相手に理由を問い詰めたところ、「犯罪容疑で出国制限がかけられている」という答えが返された。

女性はその後、ただちに上級機関に確認し、一連の騒動は犯罪容疑者と自身の名前、生年月日が同じだったことによる手違いだと判明した。ミスをした担当者は女性に「賠償責任を負う」と謝罪、情報は修正済みだと説明したという。

この問題に関し、現地の弁護士は「国に賠償要求する要件を満たしている」と指摘、その際、ホテル予約書や航空券手配時の領収書などを用意しておくことが必要とコメントした。(翻訳・編集/野谷

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