黄河・長江の環境負荷も限界、水質汚染改善の目途たたず―中国

Record China    2007年11月21日(水) 11時13分

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2007年11月20日、中国政府のWEBサイトは国家環境保護総局汚染管理課の李新民副課長のインタビューを掲載。水質汚染の深刻な現状についてコメントした。写真は黄河。

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2007年11月20日、中国政府サイトは国家環境保護総局汚染管理課の李新民(リー・シンミン)副課長のインタビューを掲載した。李副課長は水質汚染の深刻な現状についてコメントした。

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李副課長は、中国の一部地域は比較的豊富な水資源を有しているものの、水質汚染により飲用水確保に支障を来たしていることを指摘した。大規模な生態環境の破壊が進んでおり、黄河・長江などの大河ですら環境負荷に耐えられなくなりつつあるという。

水質汚染改善には高汚染産業の管理・縮小が必要だが、中央政府の施策にも拘わらず成果はあがっていないという。先日、国家環境保護総局が実施した統計では、今年第3四半期終了時点で二酸化硫黄が1.81%、科学的酸素要求量0.28%の減少を記録したが、2010年までに主要汚染物質排出量を10%削減するという目標にはほど遠い。(翻訳・編集/KT)

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