増え続ける農村の「穀物仲買人」、全国で100万人以上が活躍―中国

Record China    2007年11月20日(火) 10時19分

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19日、中国の農村には現在100万人以上の穀物仲買人が存在し、農民から買い上げた穀物を国家や食品製造企業などに提供する重要な役割を果たしていることが判明。写真は江蘇省の農家。

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2007年11月19日、新華社は浙江省チュイ州市で今月18日より開催されている「第1回中国糧交会(穀物交易会)」について報じた。

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中国糧食(穀物)経済学会と中国糧食行業(業界)協会が提出した資料によると、現在国内の農村には穀物仲買人が100万人以上存在し、その構成員は計画経済の頃から活動していた「穀物販売者」や「穀物卸売り業者」「半農半商の農民」「大規模農場経営者」「元国営穀物販売部門担当者」など。

これら穀物仲買人は、国家や食料品製造企業への穀物提供者として重要な役割を果たしており、現在国内に流通している食品の原材料である穀物の半数以上が、農民から穀物を買い取った仲買人の手により、企業へと運び込まれているという。

穀物産業の拡大と市場化にともない、中国の穀物仲買人の数はますます増えると関係者は見ている。(翻訳・編集/本郷智子)

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