Record China 2007年11月21日(水) 16時52分
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北宋王朝の都“東京”として花開いた開封は、当時人口100万を抱え、世界最大の都市だった。現在も数々の名跡によってその栄華の残り香を伝えている。
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開封の歴史のはじまりは紀元前364年、戦国時代のただ中、魏恵が開封へ遷都したところからスタートする。
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960年に北宋王朝(960〜1127年)が開いた時には、開封は“東京”として都の花を咲かせた。経済、文化、軍事の中心として開封が最も栄えた時代である。当時、人口は100万近くまで達し、世界最大規模の都市であった。街は三重の城壁をめぐらせ、江南から引かれた大運河が豊かな物資を運びこみ、さまざまな産業が集った繁栄は、金(1115〜1234年)によって滅ぼされるまで続く。
湖沼の多い落ち着いた城内には、現在、天清寺興慈塔(繁塔)と開宝寺霊感塔(鉄塔)が歴史的ランドマークとして残っている。ほかには、宋代の街並みがそっくり再現された宋都御街をゆっくり歩くのも旅人にとっては楽しいところ。また、中国十大名寺のひとつである大相国寺や、北宋時代の裁判官を祀った包公祠など、名跡の尽きない街である。(翻訳・編集/愛玉)
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