<日本食品>不二家から船場吉兆まで…!「絶対安全」神話が崩壊―中国

Record China    2007年11月19日(月) 16時23分

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2007年、10月から11月にかけて、中国国内でも日本の食品偽装問題が多数報道され、日本製品崇拝に陰りを見せている。「あの日本で……まさか」まさに信じられない、という驚きを隠せない様子だ。

2007年10月から11月にかけて、中国国内でも日本の食品偽装問題が多数報道され、日本製品崇拝に陰りを見せている。

「醜聞頻発」(中国フードメイト.net)、「安全神話幻滅」(新華網)、「日本黒心食品」(台湾ETトゥデイ)と、各メディアとも鮮烈な見出しをつけて報道しており、その内容も不二家から白い恋人、ミートホープにミスタードーナツ、赤福や船場吉兆に比内鶏まで、こと細かに記されている。「あの日本で…、まさか…」まさに信じられない、という驚きを隠せない様子だ。

中国フードメイト.net(食品フオ伴)では「食品偽造の問題は、世界各国で頭を抱える問題」と報じている。中国疾病抑制センター栄養学博士の陳学存(チェン・シュエツン)教授は報道の中で、「中国人が最も関心を持つ食品安全問題だが、このような事件は世界各国―日本ですら起こりうるもの。一連の日本の事件から教訓を得ようではないか」と語っている。

そのほか、光明網の報道では「苛烈な価格競争が悪循環を生んだ」と分析、新華網の報道では、「日本ではどのような罰則があるのか?」に焦点を当てている。記事中では「日本でこのような問題を出した場合、メーカーの関連食品は全て店頭から姿を消し、経営者は辞職、上場企業なら株価は暴落し、倒産に至ることもある。メディアの追及も厳しい」としている。

しかし、いずれの報道も日本への失望感を露わにしながらも、中国国内の現状については触れていない。(翻訳・編集/愛玉)

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