北朝鮮擁護は失敗だった、中国政府自身も間違いを認識―米メディア

Record China    2016年2月21日(日) 22時0分

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20日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語版サイトは記事「キャンベル元国務次官補:中国は朝鮮半島問題で選択を間違えたことを理解している」を掲載した。北朝鮮を擁護し続けてきた従来の方針は失敗だったと中国政府自身も認識しているという。

2016年2月20日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語版サイトは記事「キャンベル元国務次官補:中国は朝鮮半島問題で選択を間違えたことを理解している」を掲載した。

中国外交部の洪磊(ホン・レイ)報道官は19日の定例記者会見で、「圧力や第三国の利益を損なう手法では解決しない」と発言し、米国北朝鮮制裁案に反対する姿勢を明確にした。しかしこのコメントは中国が北朝鮮支持の姿勢を堅持していることを意味するものではないと、カート・キャンベル米元国務次官補は指摘する。

キャンベル氏は中国は北朝鮮に対して強く失望しており、その失望を隠そうとすらしなくなりつつあると指摘した。中国政府は朝鮮半島問題で選択を間違えたことを理解しており、韓国との関係強化など新たな方針に取り組みつつあるという。

ただし一方で、現在は北朝鮮に強い圧力を加える条件は整っていないと判断し、北朝鮮に強い圧力をかけるのであれば米中関係に亀裂を生む、北朝鮮がストップするよう中国は最大限の努力をしているとのメッセージを米国に送っているとキャンベル氏は分析している。(翻訳・編集/増田聡太郎

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