貴方も？糖尿病患者・予備軍が計4000万人、肥満と運動不足で―中国

2007年11月15日、統計によると、現在中国の糖尿病患者は2000万人以上、糖尿病予備軍も2000万人近く存在し、重大な社会問題になっているという。また国際糖尿病連盟の最新データでは、2007年、世界中に約2億4600万人の糖尿病患者が存在し、このうちの46％を40歳から59歳の中高年層が占めているという。

【その他の写真】

毎年11月14日はインスリンの発見者Fバンディングの誕生日にちなんで「世界糖尿病の日」と定められている。糖尿病の原因、症状、合併症、治療方法などを多くの人に知ってもらう日だ。

当日、南京市で「2007年世界糖尿病の日、宣伝・相談活動」が行われた。今年のメインテーマ「糖尿病と子供・青少年」が大きな注目を集め、多くの市民が参加した。

中国では現在、都市部の子供の肥満率が12％を越えているといわれ、肥満率の上昇に伴い、子供の糖尿病の発病率も目に見えて上昇して来ている。そのため政府関係部門では、学校でのスポーツ活動の時間を増やし、子供の糖尿病発生率を抑えるよう呼びかけるなど、対策に躍起だという。（翻訳・編集/HA）