またひとつ街が消えてゆく……三峡ダム建設進む―重慶市

2007年11月13日、重慶晨報によると重慶市・長江流域の開県で旧市街が爆破されることになった。爆破時間は15日の午後3時。またひとつ古い町並みが三峡ダムの底に消えてゆくこととなる。

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開県移民局によると、爆破区域である漢豊鎮の住民はすでに移住を済ませており、街は廃墟と化している。漢豊鎮は2．5平方キロメートル、人口約4万1000人、1800年の歴史ある街だ。街の西南部には既に7平方キロメートルのニュータウンが建設されており、ここに8万人の三峡移民が根を下ろしている。

三峡ダム建設に伴い、重慶市では8つの街が移設され、開県が最後のひとつとなる。今回使用する爆薬は400kg、爆破所要時間は3．5秒だという。(翻訳・編集/愛玉)