中国と台湾、高まる武力衝突リスク=「時限爆弾から遠ざかれ」と米誌―中国メディア

Record China    2016年8月1日(月) 17時10分

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7月30日、米誌ナショナル・インタレスト電子版はこのほど、中国と台湾の武力衝突リスクが高まっていると警告した。

2016年7月30日、参考消息網によると、台湾問題で忍耐ぎれの中国について、米メディアは「米国は時限爆弾から遠ざかれ」と報じている。

米誌ナショナル・インタレスト電子版は7月6日、中国と台湾の武力衝突リスクが高まっていると警告した。7月1日に台湾の軍艦が対艦ミサイルを誤射し、中国の漁船に直撃、1人が死亡する事件が起きた。中国政府がただちに報復することはなかったが、「(中台関係に)深刻な影響を与えた」と警告している。

台湾の蔡英文(ツァイ・インウェン)政権誕生後、中国政府は不快感をあらわにしている。蔡総統は「一つの中国原則」を定めた92コンセンサスの継承については明言していない。また、「台湾独立派」が政権を支持していることも中国の疑惑を招いている。

今回のミサイル誤射では幸運にも武力衝突には発展しなかったが、もしミサイルがあたったのが中国の軍艦だったら果たしてどんな結果が生まれていただろうか?台湾が武力攻撃を受けた場合、米国は台湾関係法に基づき支援することが定められている。もし武力衝突に巻き込まれたくないのであれば、中台関係という時限爆弾から遠ざかることが求められる。(翻訳・編集/増田聡太郎

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