Record China 2016年1月18日(月) 21時0分
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16日、小さなころから卓球のトレーニングを続けてきたある日本の少年を紹介する動画が注目を集めている。
2016年1月16日、小さなころから卓球のトレーニングを続けてきたある日本の少年を紹介する動画が注目を集めている。この少年は2歳ごろからラケットを持ち、7歳で二球目攻撃をマスター、さまざまな訓練をこなし、周りを圧倒した。8歳からは日本の全国大会に出場するようになり、連勝を重ね、日本の「天才卓球少年」と呼ばれるようになった。銭江晩報が伝えた。
中国国家卓球チームの樊振東(ファン・ジェンドン)選手もこの少年の動画を見て、「このレベルなら、同じ年の頃の自分よりも優れている」と称賛したという。中国の卓球ファンたちは、「この天才少年がもし中国の少年選手と対戦したらどうなるのだろう?」と興味津々に語り合った。
日本では向かうところ敵なしとなった少年は、世界一の卓球強国である中国に目を向けた。こうして半月前、日中両国の少年による卓球対決が上海で実現した。
この少年は十数日前に上海を訪れ、短期トレーニングという名目で、現地で有名な曹燕華卓球学校を訪問、同年代の中国の少年選手と勝負した。
少年の中国訪問に付き添った上海の関係者は取材に対し、「ネット有名人である彼には、我々も興味があり、全プロセスに同行した。少年はまず、宝山キャンパスで8回試合をしたが、結果は1勝7敗だった。虹口キャンパスでの成績はもっと悲惨だった」と語った。少年は2005年生まれで、今回対戦した中国の少年選手たちよりやや若かった。また、技術的な特徴にも大きな違いがあったという。
少年の名前について、曹燕華卓球学校側はコーチ1人が知るのみだとし、プライバシーの保護のためか、それ以上の情報は公表されなかった。
数日間の試合ぶりを見た中国のコーチは、日本の少年の技術はなかなかのものだと評価を下した。ただ、「彼にはまだ基礎的な訓練が足りない」という。これは、各テクニックの正確さと緻密さに欠けるということだ。「逆に、彼の試合経験は中国の少年選手を大きく上回っている。例えば試合中にタイムを要求したり、戦術の応用も柔軟で、これまで試合を通じて能力を高めてきたことが伺える。中国の選手が彼くらいの年齢のころは、細かい点に至るまでテクニックの向上に力を入れている」。
上海のある卓球コーチは「日本の若い卓球選手の育成は家庭が中心で、趣味の習い事であることが多く、系統的なトレーニングはなかなか受けられない。一方、曹燕華卓球学校には数十人の学生がおり、上海の各区にも卓球に特化した伝統的な学校がある。さらに全国各省市のスポーツ学校を加えれば、日本のこの少年と同じ水準の子供は大勢いる」と語った。(提供/人民網日本語版・翻訳/SN・編集/武藤)
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