ベトナム政府、国連専門機関に南シナ海関連地図の修正求める―中国紙

Record China    2016年1月18日(月) 14時50分

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18日、ベトナム政府はこのほど、国連傘下の国際民間航空機関に対し、南シナ海関連地図の修正を求めた。写真は永暑礁。

2016年1月18日、中国紙・環球時報によると、ベトナム政府はこのほど、国連傘下の国際民間航空機関(ICAO)に対し、南シナ海関連地図の修正を求めた。

ベトナムの国営通信社ベトナムニュースエージェンシー(VNA)が16日に伝えたところによると、同国外務省のレ・ハイ・ビン報道官は15日、ICAOに対し、「三亜飛行情報区」の航行地図の修正を求めたことを明らかにした。理由については「ベトナムの主権を明確にするため」としている。

報道によると、ICAOの公式ウェブサイトに掲載されている三亜飛行情報区の航行地図には、チュオンサ(中国名:南沙、英語名:スプラトリー)群島の上に中国語で「中国三沙市」と記されている。また同群島のチュータップ(中国名:永暑、英語名:ファイアリー・クロス)礁には空港を示す記号が付され、三沙永暑空港という意味の英語が記されている。

中国が永暑礁に建設した滑走路で航空機の試験飛行を行ったことを受け、ベトナム民間航空局は先ごろ、中国機がICAOの規則を無視し、飛行計画を提出したりベトナムの管制当局に無線連絡することなく管轄空域を飛行し、上空の安全を脅かしたとして、ICAOに抗議文を提出している。(翻訳・編集/柳川)

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