中国で“封殺”されたハリウッドスターたち、リチャード・ギアやブラッド・ピットら―台湾紙

Record China    2016年1月17日(日) 17時40分

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16日、韓流グループに所属する台湾人アイドルの国籍問題と“封殺”のうわさが大きな話題になっているが、中国ではこれまで複数のハリウッドスターも“封殺”対象になってきた。

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2016年1月16日、韓流グループに所属する台湾人アイドルの国籍問題と“封殺”のうわさが大きな話題になっているが、中国ではこれまで複数のハリウッドスターも“封殺”対象になってきた。聯合報が伝えた。

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まずチベット問題に絡んで標的となったのが、俳優リチャード・ギア。チベット仏教を信仰し、チベットでの人権弾圧を批判していることで、中国では長年にわたり「歓迎されない人物」となっている。ダライ・ラマ14世の半生を描いた「クンドゥン」(中国では公開禁止)のマーティン・スコセッシ監督も長年、同様の扱いを受けてきた。

俳優ブラッド・ピットは映画「セブン・イヤーズ・イン・チベット」で、ダライ・ラマと親しかった登山家を演じた。映画では人民解放軍によるチベットへの攻撃など、中国の「名誉を傷つける」表現があったため、ジャン=ジャック・アノー監督と共に、一時は入国禁止となった。

最も記憶に新しいのは、女優シャロン・ストーンの発言による封殺騒ぎだ。08年のカンヌ国際映画祭で、四川大地震に関し、チベット問題に絡ませて「人に悪いことをすれば、必ず自分の身に返ってくる」とコメント。これが中国人を激怒させ、彼女に対するボイコットは今も続いている。

女優アンジェリーナ・ジョリーは、好きな中国人監督を聞かれた際に台湾出身のアン・リー(李安)の名前を挙げ、「彼は中国人と呼べるのかしら。だって台湾人だもの」と発言。こちらも中国では問題視され、ネット上ではボイコットを叫ぶ声が上がった。(翻訳・編集/Mathilda

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