2016年1月15日、AFP通信によると、自民党の桜田義孝元文部科学副大臣は14日、党の会合で、「慰安婦は職業としての売春婦だった」と発言したが、すぐに発言を撤回し謝罪した。この報道に、海外のネットユーザーがコメントを寄せている。

慰安婦問題をめぐっては、日韓両政府が昨年12月、日本政府が謝罪を表明し、韓国が新たに設立する元慰安婦を支援する財団に日本政府が10億円を拠出することで合意した。日本メディアの報道によると、桜田氏は14日に行われた党の会合で、「慰安婦は職業としての売春婦だった。それを犠牲者だったかのような宣伝工作に日本は惑わされすぎた」と発言した。会合は非公開だったが、桜田氏はその後、書面を発表し、発言が誤解を招くものだったとして発言を撤回し、謝罪した。

「韓国の元慰安婦たちの多くが、この間の日韓合意を拒否している理由はこういうことだ。政府の謝罪というのは、こういう見下げ果てた人たちによって形成されている与党が発表する意味のないものだ」

「中国も韓国もなぜ日本の謝罪に決して満足しないんだ？」

「私は表現の自由を支持するし、日本が一般的には規律と義務に誇りを持っていると思う。だが、政界では年寄りたちが党の規律や見解に従うことができていないことに、いつも驚く」

「日本にはとても愚かな政治家がいるという絶対的な証拠だ」

「彼は辞任すべきだ」

「彼は公の場ではなく非公開の場で発言したんだ。みんな、非公開の場で他人の名誉を傷つけるような発言をしたことがないのか？そんなはずはないよね。誰が非公開の場の発言を密告したんだ？」

「驚かないよ。だが、彼はすぐに発言を撤回して謝罪したから、日本にはまだ希望がある」（翻訳・編集/蘆田）