米紙「日本がTPPの大きな恩恵を受ける」と分析=日中ネット「TPP、アメリカ大勝利」と図らずも一致

Record China    2016年1月14日(木) 4時50分

拡大

13日、米紙がTPPで大きな恩恵を受けるのは日本やベトナム、マレーシアだとする分析記事を掲載したことについて、日中ネットからの反応は期せずして一致した。資料写真。

2016年1月13日、米ウォール・ストリート・ジャーナル紙中国語版が環太平洋連携協定(TPP)で大きな恩恵を受けるのは日本やベトナム、マレーシアだとする分析記事を掲載したことについて、日中ネットからの反応は「TPP、アメリカ大勝利」「最大の恩恵を受けるのは米国に決まっている」などと期せずして一致した。

同紙が行ったTPPに関する詳細な研究によると、日本などはTPPによって大きな恩恵を受けるのに対し、米国やその他の北米の国の恩恵は相対的に小さいことが明らかになった。

このニュースが中国版ツイッター・徴博(ウェイボー)で伝えられると、中国のネットユーザーからは「中国は捨てられたな」「中国を排斥することで得られる利益ということだな」「中国は経済制裁を受けているような気がする」などと米国の利益が小さくなるとの同紙の分析に異を唱えるコメントが多かった。

これについては日本のネットユーザーからも「TPPで日本は米国の経済奴隷になる」「その利益は上級国民のみが享受できるものだろう」「最近の経済政策は日本に必要なことの逆張りがひどい。売国するにしても露骨に過ぎる」と日本外交に批判的な声が強く出た。中国に対しては「これは米国に反TPP勢力を作ろうとする中国の作戦だな。肉を切らせて骨を断つ戦法」と評価する指摘もあった。(編集/長澤)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携