Record China 2016年1月9日(土) 23時0分
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5日、韓国蔚山市の水族館で飼育されていたイルカが昨年相次いで死んでいたにもかかわらず、施設を管理する公団が批判を恐れこの事実を半年間公表していなかったことが分かった。写真はイルカ。
2016年1月5日、韓国・ニューシスによると、韓国南東部・蔚山市の長生浦クジラ生態体験館で飼育されていたイルカが昨年相次いで死んでいたにもかかわらず、施設を管理する同市南区都市管理公団がこの事実を半年間隠していたことが分かった。
同公団はこの日会見を開き、昨年6〜8月にかけ、産まれたばかりの雌1頭と11歳の雄1頭が病気やけがにより死んでいたことを明らかにした。この施設では14年にも産まれて間もないイルカが死に世間を落胆させたほか、今年新たに2億ウォン(約2000万円)の予算で日本からイルカ2頭を購入する計画に対し批判の声が上がっていたことから、さらなる世論の悪化を避けるためこの事実を伏せていたという。公団の発表によると、このほどメディアの取材に対し虚偽の回答をするに至り、やむを得ず会見を開くことになったとみられる。
同施設はこれまでにイルカ6頭を購入しているが、09年と12年に各1頭が死に、現在飼育されているのは雄1頭、雌2頭の計3頭となっている。
この報道に、韓国のネットユーザーは次のようなコメントを寄せた。
「イルカショーもそろそろやめ時なのでは?」
「残っているイルカは、早く海に帰してあげて」
「イルカショーを見に行くのはやめよう。人間は実に残酷だ」
「人間に問題がある」
「やっぱり隠ぺいともみ消しに関しては世界最強の国だ」
「前にこの水族館に行ったことがあるけど、特に見るべき展示物がないことは置いといて、イルカたちがむちゃくちゃ狭い水槽を泳いでるのがつらかった。人間で言えば、立ったまま牢屋に入れられてるようなものだよ」
「イルカの命はお金に代えられない。イルカショーをボイコットしよう」
「自然と懸け離れた環境で暮らすイルカを見ても、何の意味もない」
「観客はイルカを見て楽しさや幸せを感じるのかな?あえてそんなことしなくても、別に損はしないと思うけど」(翻訳・編集/吉金)
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