本当の先進国になれるのか?試練の時を迎えた中国経済―仏メディア

Record China    2016年1月5日(火) 6時50分

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2日、RFI中国語版サイトは記事「2016年も中国経済は低迷」を掲載した。成長ペースの減速は中国政府が経済構造転換に取り組んでいるためだ。中国は先進国になれるのか、試練の時を迎えている。写真は中国の労働者。

2016年1月2日、RFI中国語版サイトは記事「2016年も中国経済は低迷」を掲載した。成長ペースの減速は中国政府が経済構造転換に取り組んでいるためだ。中国は先進国になれるのか、試練の時を迎えている。

「中所得国のわな」という言葉がある。途上国が中所得国まで成長した後、停滞してしまう状況を意味した言葉だ。このわなを突破できた国は数少ない。そして中国も今、この難関に差し掛かっている。

中国政府は今、労働者の給与上昇に取り組んでいる。理想的には、消費者の購買力が増して内需が拡大し、企業も労働コストの増大に直面する中、生産性の向上を実現し、中所得国のわなを突破できる。しかし給与の上昇に生産性の伸びが追いつかなければ、競争力を失って経済が停滞する事態に陥る可能性がある。

パリ第1大学のSandra Poncet教授は「本当の意味で先進国になれるかという試練の時を迎えた」と評している。(翻訳・編集/増田聡太郎

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