大気汚染の国・中国で肺がん発病率・死亡率が悪化、がん死因トップに―台湾メディア

Record China    2016年1月1日(金) 15時30分

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12月31日、参考消息網は記事「中国本土のがん発病率、死亡率のトップは肺がん=もう“老人病”ではない」を掲載した。台湾・中時電子報は31日、中国本土で肺がんの発病率、死亡率が悪化していると報じた。写真は大気汚染に覆われた四川省成都市。

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2015年12月31日、参考消息網は記事「中国本土のがん発病率、死亡率のトップは肺がん=もう“老人病”ではない」を掲載した。

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猛烈な大気汚染が連日話題となる中国本土だが、台湾・中時電子報は31日、中国本土で肺がんの発病率、死亡率が悪化していると報じた。各種のがんの中でも最悪の数値だという。中国医療保健国際交流促進会胸部外科分会によると、中国では早期発見、早期治療がいまだに未成熟で、治癒率は30%と低いのが現状だ。

またかつて、肺がんは65歳以上の発病率が高く「老人病」と言われてきたが、近年では40代からリスクが高まっているほか、女性の発病率も高まっている。専門家はタバコやその他の病原の影響が考えられると指摘。予防・治療システムの近代化が必要だと提言した。(翻訳・編集/増田聡太郎

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