2015年12月30日、韓国・聯合ニュースによると、日韓政府が従軍慰安婦問題解決に最終合意し、日本大使館前の少女像移転問題が争点となっているなか、韓国国民の半数以上が移転に反対しているという調査結果が出た。

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世論調査専門機関リアルメーターが韓国の19歳以上の535人を対象に、日本大使館前に設置された少女像移転に関する意見を聞いた結果、回答者の66．3％が「反対」と答えた。これは「賛成」（19．3％）の3倍を超える値だ。年齢別では、低年齢層ほど反対意見の割合が高かった。20代（86．8％）、30代（76．8％）、40代（68．8％）、50代（59．9％）、60代（45．1％）の順で反対意見が多かった。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「賛成しているやつらはどんな考えをしているんだ」

「反対が66．3％しかないのが驚きだ」

「60歳を超えると親日的になるのだろうか？」

「少女像は芸術作品ではない。日本大使館前にあることに意味がある。移転したら意味がない。当然移転には反対だ」

「少女像移転に賛成している人がいるようだが、朴槿恵（パク・クネ）政権とセヌリ党の口車に乗せられてはいけない。目を覚ませ」

「移転の賛否以前に、日本は心から謝罪するのか？うわべだけの謝罪なら、移転どころか、もう1つ設置した方がいい」

「少女像は狭い歩道を占領しているし、前は車道で正面から眺めることもできない。歩道も狭くなって通行が難しいし、立ち止まって追悼するのも難しい。それに今の位置では、追悼より日本大使館を攻撃する目的で使われる感じが強い。『より良い追悼空間に移転』とアンケートしたら、賛成がもっと多くならないか？そもそも少女像は歩道に設置することができないのに特別に政府が許可したものではないか。政府の目的も今回の妥結で達成したのだから、より良い追悼空間に移転するのが妥当なんじゃないか？」（翻訳・編集/三田）