2015年12月30日、韓国・聯合ニュースは、従軍慰安婦問題に関して、日韓外相会談で合意した日本の10億円拠出の前提として、在韓日本大使館前の慰安婦少女像を撤去することに韓国が肯定的な反応を見せたとする日本メディアの報道を伝えた。

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日本メディアによると、28日に開催された岸田文雄外相と韓国の尹炳世（ユン・ビョンセ）外相の会談を控えて行われた両国間の終盤交渉で、日本政府は韓国が設立する財団に10億円を拠出する前提として日本大使館前の少女像の撤去を要請し、韓国政府は日本の要求に理解を示したという。聯合ニュースは「日本メディアの報道が事実であれば、従軍慰安婦被害者と韓国挺身隊問題対策協議会（挺対協）など関連団体の反発が大きくなることが予想される」と報じた。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「日本は少女像に相当こだわっているようだな」

「こんな条件だったら、会談なんてしない方がよかった」

「少女像の撤去と一緒に、朴槿恵（パク・クネ）の机も撤去しろ」

「10億円で自尊心を売った。こんなことなら、全国民から寄付を募っても10億円くらい集まった」

「韓国には10億円の金もないということか」

「100億円、1000億円でもなく、たった10億円を引き出すために、こんな条件を飲んだのか」

「国家と国民の自尊心をここまで毀損させるなんて…。政府を弾劾しよう」

「全く、信じられないことだ」

「歴史教科書を国定化（2017年から韓国で中高歴史教科書を国定化）しようと急いだ理由はこういうことだったのか」

「今の少女像が撤去されるんだったら、国民から寄付を募って、今の少女像の隣にはるかに大きな少女像を立てよう」

「世論が静まってから全部撤去しようと言う考えだろう」（翻訳・編集/三田）