日本の来年度の防衛予算、初めて5兆円を突破=専門家「明らかに中国を目標としている」―中国紙

Record China    2015年12月25日(金) 20時0分

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25日、環球時報によると、日本政府が24日に発表した2016年度の防衛予算が初めて5兆円を突破したことについて、専門家は「明らかに中国を目標としたものだ」との見解を示している。写真は自衛隊観閲式。陸上自衛隊HPより。

2015年12月25日、環球時報によると、日本政府が24日に発表した2016年度の防衛予算が初めて5兆円を突破したことについて、専門家は「明らかに中国を目標としたものだ」との見解を示している。

報道によると、日本の来年度の防衛費はおよそ5兆500億円で、4年連続の増加となった。日本の中谷元防衛相は、「国民の生命、財産を守り、世界の大きな期待のなかで積極的平和主義を推進するため、これは極めて重要」と語った。海洋進出を加速させる中国を念頭に、尖閣諸島などの防衛が柱となっているとみられる。

上海国際問題研究院アジア太平洋研究センターの廉徳瑰(リエン・ダーグイ)副主任は、環球時報の取材に対して、「日本の軍備増強の流れは発展的で構造的。ここ4年で防衛費は徐々に増加している。今回はわずか1.5%の増加だったが、以前に比べればかなり増加しており、日本全体の国防にかける力も徐々に拡大している」とした。また、「今回の防衛費の増加は明らかに中国を目標としたものである。日本は一貫して中国の台頭に憂慮を示しており、中国を脅威だととらえている」と分析した。(翻訳・編集/北田

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