Record China 2015年12月23日(水) 10時40分
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22日、米IT系ニュースサイト「The Verge」は、2020年東京五輪・パラリンピックのメイン会場となる新国立競技場について、建築家の隈研吾氏が手掛けた案に決まったと報じた。
2015年12月22日、米IT系ニュースサイト「The Verge」は、2020年東京五輪・パラリンピックのメイン会場となる新国立競技場について、建築家の隈研吾氏が手掛けた案に決まったと報じた。
新国立競技場をめぐっては、英国の建築家のザハ・ハディド氏による計画が当初決まっていたが、建設費が高騰しため計画が白紙となった。公募に寄せられた2案から選ばれたのは、隈研吾氏が手掛けた案で、木材を取り入れており、寺院のようなスタイルだという。英BBCによると、工費は約1490億円で、約2500億円まで膨れ上がったザハ氏の案よりかなり下回る。また、安倍晋三首相は、「基本理念、工期、公費などの要求を満たす、素晴らしい案だ」と述べた。
この報道に、米国のネットユーザーがコメントを寄せている。
「私はザハ・ハディド氏の大ファンだが、彼女による旧計画は環境に配慮がなかったし、少し圧迫感があったと思う。今回決まった案はずっと無難だ。最近の競技場は仰々しい傾向だったから、今回のミニマリズムな競技場が転換点になるかもしれない」
「東洋の英知だ」
「旧計画の方がずっとかっこ良かったよ」
「静かな美である寺院と体を使った闘いの騒々しさを組み合わせたというのは面白いアイデアだ」
「とても美しい。それに、ビデオゲームの世界のような雰囲気のザハ・ハディド氏の案とは違って地球上に存在する物という感じがする」(翻訳・編集/蘆田)
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八牧浩行
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