日本には食品偽装などない?いや、たくさん起きている!―中国メディア

Record China    2015年12月24日(木) 13時30分

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21日、日本は食品や原材料の多くを輸入に頼っているが、国産食品の偽装問題は枚挙にいとまがない。写真はウナギ。

2015年12月21日、中国メディア・網易は「日本には食品偽装などない?いや、たくさん起きている!」と題した記事で、日本は食品自給率が40%程度でしかなく、食品や原材料の多くを輸入に頼っているが、国産食品の偽装問題は枚挙にいとまがないと伝えた。

08年には九州の水産会社が中国産アサリを日本産だと偽って販売するなどの事件が起きており、年間の食品偽装摘発件数は4000件を超えたが、それでも偽装はなくなっていない。

安価な輸入品を高価な日本の国産品と偽って販売する手口が多く、ウナギのような漁獲数が減り輸入に頼らざるを得ない品目は偽装の対象になりやすい。

現在日本で流通しているウナギは8割が中国や台湾から輸入されたものとなっているが、日本人の多くは輸入品を嫌い、国産品を好む傾向が強いことを背景に、数年前には台湾産ウナギを国産として巨額の利益を上げていた会社の社長が逮捕される事件も起きている。

日本の食品偽装が跡を絶たない背景には、国産品の数が減ったことで味や品質よりも「輸入品ではなく、国産である」という点ばかりに注目するようになった日本の消費者心理や、段ボール肉まんや毒入り冷凍ギョーザ、メラミン混入粉ミルクなど立て続けに起きた中国の食品関連事件による輸入食品に対する不信感などがある。(翻訳・編集/岡田)

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