韓国の対中外交に一大事!中国人兵士の遺骨返還作業に取り違えの可能性浮上―中国紙

Record China    2015年12月22日(火) 20時10分

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22日、環球時報によると、朝鮮戦争で命を落とした中国人兵士の遺骨返還をめぐる問題で、韓国側にミスがあった可能性が浮上している。写真は中韓の国旗。

2015年12月22日、環球時報によると、朝鮮戦争で命を落とした中国人兵士の遺骨返還をめぐる問題で、韓国側にミスがあった可能性が浮上している。

中国に返還された遺骨の中に北朝鮮の兵士の遺骨が混じっていたのではないかなどと指摘する声が上がっており、この問題について問われた韓国国防部の報道官は「調査を行う準備がある」と説明。「調査結果が出た後ではっきりと回答する」とした。

韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は2013年6月の訪中で中国側に中国人兵士の遺骨返還を提案し、その後、14年と15年の2度にわたって約500柱が祖国に戻された。この作業は「両国の戦争の傷跡を癒す上での一里塚」とみなされているが、取り違えが事実ならば韓国にとっては外交上の礼を欠く一大事となる。原因として墓地の整備に関わった作業員が専門知識を持っていなかったことや時間に追われていたことなどが挙げられており、朝鮮半島問題に詳しい中国の専門家の1人は「今回の件は中韓の友好関係や中国国民の感情にも影響を及ぼす問題」と指摘、韓国側に一層の注意を求めたいとの考えを示した。(翻訳・編集/野谷

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