パリの空港で中国人が列に割り込み、「同類」と思われたくない台湾人が取ったリアクションが話題に―台湾紙

Record China    2015年12月15日(火) 11時10分

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14日、仏パリの空港で中国人の中年女性に列に割り込まれた台湾人男性が、周りから「同類」と思われないために取ったリアクションが話題になっている。資料写真。

2015年12月14日、仏パリの空港で中国人の中年女性に列に割り込まれた台湾人男性が、周りから「同類」と思われないために取ったリアクションが話題になっている。台湾紙・自由時報のニュースサイトが伝えた。

男性は台湾の台南市社区大学の講師で、先月末からパリで開かれていた国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)に、NGO(非政府組織)関係者として出席していた。

男性がフェイスブックに投稿した内容によると、14日午後、台湾へ戻るため、シャルル・ド・ゴール空港でチェックイン手続きの列に並んでいたところ、「もともと後ろに並んでいた強国(台湾や香港で「中国」をやゆする表現)のおばさん2人組が自分の前に割り込んできた」という。

記事によると、男性は、同じ肌の色を持つ一人として周囲の視線が気になり、恥ずかしさでいたたまれなくなったため、とっさに「台湾国」の緑のパスポート(表紙の「中華民国」の文字を覆い隠すように「台湾国」と印字されたシールを張り付けたもの)を掲げ、「強国人の赤のパスポートと区別してやった」という。(翻訳・編集/柳川)

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