2015年12月13日、中国の掲示板サイトに「安倍首相が海外にアニメグッズを輸出するために税金を投入」と題するスレッドが立った。

スレ主は、日本政府がアニメ関係を含む各種製品をタイアップさせて、海外へ商品などを戦略的に売り込む官民による協議機関を新設すると決めたことを紹介。しかし日本のネットユーザーからは『納税者の税金をこんなものに使っていいのか？』『安倍首相の政策には反対』との声が出ていることも伝えた。

これに対して中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

「安倍さんを見直したよ」

「これは褒めるに値することだ」

「なんだか急に安倍首相がいい人に思えてきた」

「ついに人間らしいことをしたか」

「もしかして安倍さんもオタクなの？」

「これは俺たちにとってはいいことじゃないか」

「安倍さんも票を獲得するために一生懸命だな」

「これで中国アニメが生き残る道は閉ざされたな」

「日本アニメを見る主な外国人は中国人」

「日本アニメは世界市場を独占しているからな。日本にかなう国はない」

「日本はアニメでたくさん稼いでおり、国家収入の柱となっているのだから、この路線は間違っていない」

「どうやら安倍首相は文化侵略植民地化を始めるようだ」

「どうやら日本アニメが中国の若者を洗脳するのに成功していることに安倍さんも気が付いたようだな」（翻訳・編集/山中）