Record China 2015年12月14日(月) 12時0分
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13日、韓国メディアの報道によると、12日夜、済州島にある済州空港の管制施設が、原因不明の異常により一時通信不能な状態に陥っていたことが分かった。写真は済州空港。
2015年12月13日、韓国・聯合ニュースなどによると、12日夜、韓国南部・済州島にある済州空港の管制施設が、原因不明の異常により一時通信不能な状態に陥っていたことが分かった。
12日午後6時50分ごろ、済州国際空港の管制塔と航空機の間で、突然交信ができなくなった。異常は非常用の通信設備を含む管制塔の機器4台、近隣に設置された接近管制所の6台などに及び、午後7時40分ごろには情報の送受信がまったくできない状態に。機器が正常に作動したのは午後8時6分ごろで、空港は20分余りにわたり、光を発するライトガンを使って「手動」で航空機を誘導した。この障害により77便に遅延などの影響が出た。
済州地方航空庁と韓国航空公社は原因を調査中だが、関係者の一人は「電波障害はなかったものとみられる」としている。
あわや惨事につながりかねない事態に、韓国のネットユーザーは次のようなコメントを寄せている。
「セウォル号は、もうまるで他国の話のようになってしまった」
「この国は、惨事から何も学ばない」
「話を聞いただけで背筋が寒くなった」
「こういうときのマニュアルもなく、結局は国民ばかりが被害を受ける。責任者の追及を!」
「原因が明らかになったら、誰の責任であれ、迷わずありのままを報道してほしい」
「すべての設備が同時に駄目になったら、テロの危険があるのでは?」
「サイバー攻撃が疑われる」
「10台が突然故障なんて、誰かが意図的にやったに違いない」
「とにかく飛行機が落ちなくて良かった」
「あってはならないことが起こった」
「担当者を全員解雇でもしない限り、目が覚めないだろう」
「非常事態の訓練は、まったくしてなかったのかな」(翻訳・編集/吉金)
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