2015年12月14日、韓国・ヘラルド経済によると、韓国国民の6割近くが今の韓国に満足しておらず、また8割以上が来年にも期待していないとの調査結果が出た。

韓国の就職支援サイト「ジョブコリア」は、韓国の成人約2000人を対象に「今年の韓国の満足度と来年への期待」をテーマとしたアンケート調査を行った。これによると、今年の韓国の満足度は平均47．5点（100点満点）と振るわず、「今の韓国に満足しているか」との質問には回答者の58．2％が「不満」と答えた。反対に「満足」との回答は12％にとどまった。不満が最も大きい分野は、教育、雇用、結婚、出産などを指す「社会分野」で37％、続いて「政治」（35．9％）、「経済」（22．4％）との結果だった。

また、「来年への期待感」を聞いた質問には、51．6％が「今年と似たようなもの」と回答、「今年よりも悪化する」との回答が31．9％で、合計で83．5％が「今年より良くなることはない」と認識していることが分かった。

これについて、韓国のネットユーザーは次のようなコメントを寄せている。

「あの方の大統領の任期が終わるまで、絶対に良くなることはない」

「我々には朴槿恵（パク・クネ）大統領がいますからね」

「朴槿恵を大統領に選んでおいて、後でほえても駄目だよ」

「こういう結果が出たということは、これまで何かが間違っていたということ。だから何かを変えようと考えるべきなのに、選挙になると何も変わらない」

「自業自得だ」

「朴大統領の任期終了後、次の大統領はとにかく後片付けに追われて（任期の）5年を終えるだろう。でもその後片付けだって、誰がやるかは重要だ」

「政治がすべてではないけれど、セヌリ党（現政権与党）がこんな調子でも圧倒的な支持を保っている以上、韓国には後退の道しか残されていない。実際、もういろいろな分野で中国に遅れ始めているし、だからと言って日本より先んじているわけでもないし…」

「希望とか幸福とかいう言葉は、公共広告の中にしかない」

「就任3年で国を片付けてしまう大統領」

「もう駄目だ。心を無にしよう」（翻訳・編集/吉金）