Record China 2015年12月29日(火) 6時30分
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29日、韓国でこのほど、SNSやブログなどネット上で2015年に話題になったキーワードが発表された。写真はソウル。
2015年12月29日、韓国・聯合ニュースはこのほど、韓国のこの1年を振り返り、長引く不況に加え中東呼吸器症候群(MERS)の問題が深刻化するなど、「非常につらい1年だった」と伝えた。
ビッグデータ分析を行うダウムソフトが、SNSなど韓国のネット上で今年話題になったキーワードのトップ10を発表した。これによると、今年1月1日から12月10日までのブログやツイッターで、「話題」「ニュース」などの単語と共に最も頻繁に登場した言葉は「セウォル号」。韓国中を悲しみで包んだ惨事が起こったのは昨年4月だが、今年国民を不安に陥れた「MERS」(2位)を上回った。また、秋ごろから国を挙げての議論を巻き起こしている「歴史教科書の国定化」が3位に入った。
4位は、国民を対象としたハッキング疑惑が持ち上がっている「国情院(国家情報院)」、5位は11月にフランス・パリで無差別テロ事件を起こした「IS(イスラム国)」だった。また、6位以下には固有名詞だけではなく「嫌悪」「幼稚園」などが入ったほか、10位には韓国を卑下する造語「ヘル朝鮮(地獄のような韓国)」が入った。
この報道に、韓国のネットユーザーは次のようなコメントを寄せている。
「来年は良いことだけが起こりますように」
「駄目な政権と集団的利己主義が合体した、みっともないこと続きの1年」
「ちゃんと片付いた物が一つもない」
「『IS』以外はすべて、韓国の未開さを見せつける言葉だ」
「セウォル号という言葉を聞くだけで、もうこりごり」
「すべてが与党に不利な世論の表れなのに、なぜか与党は順風満帆。時間とともにこれらの問題が忘れられた頃、野党は滅びてしまいそう」
「セウォル号って、今年の話だったっけ?」
「まさにヘル朝鮮だ」
「良いことがまったくないね」
「韓国の問題は、市民の無知によることがよく分かる結果だ。この国は永遠に先進国になれない」
「もう一つあるよ。『海外旅行専門家・朴槿恵(パク・クネ)』」(翻訳・編集/吉金)
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