海外で学ぶ韓国人留学生が減少、「国内で勉強すればコネが手に入る」といった思惑も―海外メディア

Record China    2015年12月12日(土) 2時6分

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11日、海外留学する韓国人の数が減少している。資料写真。

2015年12月11日、中国新聞網は海外メディアの報道を引用し、海外留学する韓国人の数が最近は減少していると報じた。就職競争が激化する中、留学経験があっても有利にはならず、場合によっては不利になることさえあるという。

例えば米国留学の場合、韓国人学生の数は中国、インドに次ぐ規模だが、その数は4年連続で減少。また、海外の教育機関(大学以上)で学ぶ韓国人留学生数は2011年の26万2465人をピークに、2014年は約21万人にまで減った。

LGグループで採用責任者の経験がある韓国国民大学の副教授は、「企業側は海外でのMBA取得など学歴の高さを重視するが、留学経験者に対するニーズは減っている」と語り、国内の教育機関を卒業すればコネクションを活用できるとのメリットを説明。また、「留学経験者は自分を前に出しがちで、韓国の企業文化になじみにくい」という問題点も指摘する。このほか、最近の不景気で高額な留学費用が重い負担になるという点も背景にあるようだ。(翻訳・編集/野谷

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