中国のインバウンド市場、日本からの観光客縮小は「日中関係が原因」との指摘―中国メディア

Record China    2015年12月13日(日) 6時0分

拡大

9日、中国日報網は中国旅遊研究院が7日に発表した今年10月の訪中観光客に関するデータを紹介し、「低迷が続いていたインバウンド市場が回復に向かっている」と指摘した。写真は北京の天安門。

2015年12月9日、中国日報網は中国旅遊研究院が7日に発表した今年10月の訪中観光客に関するデータを紹介し、「低迷が続いていたインバウンド市場が回復に向かっている」と指摘した。

発表によると、今年1〜10月に中国を訪れた観光客は延べ1億人を超え、前年同期に比べ4.4%の伸びを示した。うち6割弱を香港からの観光客が占めており、香港、マカオ、台湾を除いた観光客の割合は19.5%だった。その中で最多となったのが韓国の373万人(7%増)で、日本は2番目に多い207万人。また、33.6%もの急増を遂げたベトナムが3番目の観光客送り出し国となった。

中国の旅行業界関係者は最近の状況について「市場回復の傾向がみられる」としつつも、「回復にはもう少し時間が必要」と指摘。「韓国、マカオ、台湾などからの観光客は比較的安定しているが、周辺国からの観光客受け入れは政治的、経済的な問題に左右される。日本からの観光客が縮小傾向にあるのは主に両国の関係が影響しているだろう」との考えを示した。(翻訳・編集/野谷

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携