北京で大気汚染が深刻、通行制限さらに厳格化か―中国

Record China    2015年12月9日(水) 6時48分

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5日、大気汚染が深刻化する中国北京市で、自動車のナンバープレートによる市内の交通規制をさらに厳格化するかどうか議論が沸騰している。写真は8日の北京。

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2015年12月5日、愛卡汽車網によると、大気汚染が深刻化する中国北京市で、自動車のナンバープレートによる市内の交通規制をさらに厳格化するかどうか議論が沸騰している。

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北京市の交通委員会関係者はこのほど、市内の渋滞緩和に向け、ナンバープレートによる通行制限をさらに厳しくする方針を示した。北京市は5年前、平日のラッシュ時についてナンバープレートの番号ごとに通行を制限する制度を導入していた。これに対し、一部の専門家は「海外のケースにならい、渋滞に対する通行料金を徴収するべきだ」との意見も出ている。

一方、北京市は冬に入り、大気汚染が日増しに深刻化している。7日には微小粒子状物質「PM2.5」による汚染が最高レベルの「赤色警報」に達した。国家発展改革委員会の総合運輸経済研究所の研究員は「北京市の交通制限は一定の効果を上げている。しかし、市内の車通行量は増える一方だ。道路状況を根本的に変える手段はない。これだけ渋滞や大気汚染のプレッシャーがあるのだから、さらに通行制限を厳しくせざるを得ないだろう」と話している。(翻訳・編集/大宮)

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