中国が世界3位の美容整形大国に、「理想の仕事に就くためには容姿が大切」とのプレッシャー―独紙

Record China    2015年12月8日(火) 6時2分

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7日、参考消息網は、「中国が世界第3の美容整形大国になる」と伝える独紙ディ・ヴェルトの記事を紹介した。写真は韓国ソウルに掲出された美容整形広告。

2015年12月7日、参考消息網は、「中国が世界第3の美容整形大国になる」と伝える独紙ディ・ヴェルトの記事を紹介した。

記事は、韓国ソウルで整形手術を受けるために計7000ユーロ(約94万円)近くを支払った中国人女性を取り上げ、「多くの中国人が自分の容姿に投資するようになった」と指摘。高級バッグのデザイナーという35歳のこの女性は約2カ月の間に鼻とまぶたの手術を受けており、「仕事やプライベートでもっと注目されるために若々しく、美しくなりたい」「特殊な技能を持っているだけでは不十分。容貌はもっと重要」と考えているという。

記事はさらに、「中国の外科医が2014年に行った美容整形手術は700万件」「ある調査では若者の60%が手術に積極的だった」とのデータを並べ、在学中の学生や新卒者など手術経験のある中国人50人に聞き取りを行ったという香港の社会学者が「理想の仕事を得るために外見を気にする風潮は根強い」と指摘した点に着目。学者は「手術が成功したとしても、理想が現実になるとは限らない」と語るが、「毎年数百万人もの大学生が就職活動を行う中でいかに自分をアピールするかは極めて重要。経済成長の鈍化によって競争は激しさを増した。より多くの人が手術代を支払えるだけの経済力を持つようになったという側面もある」と伝えている。(翻訳・編集/野谷

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