2015年12月6日、韓国経済によると、米アップルが韓国のサムスン電子を相手に起こしていた特許侵害訴訟で、サムスン電子はこのほど、米連邦控訴裁判所の判決に従い、賠償金約5億4800万ドル（約674億円）を支払うことを明らかにした。

アップルは12年、自社iPhoneの特許をサムスンが盗用したとして、特許侵害の訴訟を起こした。一審での賠償額は9億3000万ドルとされたが、今年5月、米控訴裁は、サムスンによるデザイン特許・ユーティリティ特許の侵害を認めたものの、アップルが保護を求めていたiPhoneの外観（包装など、機能に関わらない部分）については米商標法では保護されないと判断、賠償額が減額されていた。

サムスンは支払いに合意したが、今後最高裁判所で判決が変わった場合は、一部あるいは全額が払い戻される可能性があるとしている。

これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「結局、サムスンが負けたということか…」

「サムスンは国内のスマホの値段を上げて、賠償金を回収するつもりだろう。結局、賠償金を支払うのは韓国国民」

「恥ずかしい。今後は韓国企業と名乗らないでほしい」

「なぜ他社の商品をパクる？それが大企業のすることか？」

「そのお金を韓国の若者のために使っていたら…」

「外国の製品をコピーして、国内で高く販売。そしてそのお金をアップルに捧げる。一体何がしたいの？」

「韓国内のサムスンユーザーは愛国心が強いから大丈夫。どんなに値段が上がっても喜んで購入するから、サムスンはすぐに挽回できるはず！」

「負けてないと言い張るサムスン。でも、行動はすでに負けを認めている」

「とりあえず支払うなんてことが可能なの？悪あがきはみっともない。素直に認めてほしい」（翻訳・編集/堂本）