Record China 2007年11月1日(木) 18時15分
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10月29日、香港の旅行会社・香港博康旅遊有限公司は、株主との関係悪化により会社を解散することを香港旅遊業議会に報告した。写真は香港。
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2007年10月29日、香港の旅行会社・香港博康旅遊有限公司は、株主との関係悪化により会社を解散することを香港旅遊業議会に報告した。これにより、少なくとも700名の旅行客に影響が出るとみられ、うち400名は航空券購入客とホテル予約客だという。中国新聞網が30日付で伝えた。
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セントラル(中環)とモンコク(旺角)にある3つの店舗はすでに閉鎖しているが、「休業」と書いてあるだけで「解散」の文字はない。付近の店の話によると、午前中は通常営業していたが午後から休業しているという。同社は通常10名ほどの職員が出勤していた。旅行客の中には、来年の日本行き航空券代6000香港ドル(約9万円)を支払い、午後に同社へ電話したところ応答がなく、店舗を訪れて初めて解散を知った人もいた。
同社は、ツアーのほか、航空券とホテルのパッケージ、出張関連の業務を主に行っていた。今回の解散を受けて香港旅遊業議会総責任者の董耀中氏は、影響があると思われる市民はすぐに同議会へ連絡するよう呼びかけている。議会は30日より顧客の対応に当たる。(翻訳・編集/RA)
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