2015年12月3日、韓国・ニューシスによると、韓国・ソウル市内のホテルで、天皇誕生日を祝う在韓国日本大使館主催のレセプションが開かれた。

日本大使館は天皇誕生日の祝賀レセプションを毎年主催しており、今年は各国の外交官や日韓両国の企業関係者ら約600人が参加した。

別所浩郎駐韓大使はあいさつの言葉で、先月行われた日韓首脳会談など、関係改善に向けた努力を強調し、「日韓両国は信頼関係を構築し、新しい未来へ向かわなければならない」などと訴えた。

また、ホテルの外では韓国の市民団体らが集まり、抗議活動が行われた。市民団体は「慰安婦問題が解決していないのに、日王（天皇）の誕生日パーティーをするなどとんでもない」などと主張し、レセプションに参加した韓国人の名簿を公開するよう求めた。

これについて、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せている。

「なぜわざわざ韓国で開催する？」

「参加した議員の名前を公開してほしい」

「日本人よりも、レセプション開催を許可したホテルが腹立たしい」

「歴史問題が解決されていないのに、なぜソウルの真ん中で日本の天皇の誕生日パーティーを開催できるの？正常な国とはとても思えない」

「韓国人は心が狭い」

「安倍首相が謝罪しないことと、日本の天皇の誕生日を祝うことに何の関係が？」

「日本を否定することは米国を否定すること。おとなしく受け入れよう」（翻訳・編集/堂本）