韓国が成功させた「綱引き」の無形文化遺産登録、「中国には2400年の歴史があるのに!」との紹介に中国ネットは反省コメント

Record China    2015年12月4日(金) 1時12分

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3日、澎湃新聞が紹介した「中国には2400年にわたる綱引きの歴史がある」との情報に、ネットユーザーの関心が集まっている。写真は綱引き。

2015年12月2日、韓国を含む4カ国が共同申請した「綱引き」が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されることが決まった。これを受け、中国のニュースサイト・澎湃新聞(The Paper)が3日付で紹介した「中国には2400年にわたる綱引きの歴史がある」との情報に、ネットユーザーの関心が集まっている。

記事は「綱引きは中国で広く普及している」と指摘し、その歴史は2400年にわたると説明。さらに、「唐語林」の記述を引用し、「綱引きは宮廷でも流行した競技で、唐(618〜907年)の玄宗皇帝は1000人規模の試合を何度も開催した」と紹介。このほか、過去の夏季五輪で綱引き競技が行われたことや、日本と韓国で綱引きの五輪種目復帰を目指す動きが起こったことなども伝えた。

中国の「伝統スポーツ」とされる綱引きが、韓国などによって無形文化遺産入りしたことに関し、深セン大学の研究センター主任は「中国には数多くの伝統スポーツがあるが、無形文化遺産としての保護が始まるのが遅かった」と指摘。一方、ネットユーザーの間からは「中国は綱引きを申請しようとしなかったのか?そこが知りたい」「韓国は実行に移すということを知っている。中国は口先だけ」「中国はおばちゃんたちの『広場舞』を申請しよう」「中国ではたくさんの伝統が消失してきた。外部が横取りしたのではなく、自分たちが重視して来なかったためだ」などのコメントが寄せられている。(翻訳・編集/野谷

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