2015年11月27日、参考消息網は記事「恐るべし、中国製造業＝3．3年後には韓国に追いつく」を掲載した。

韓国紙・朝鮮日報によると、韓国の中央銀行である韓国銀行の李柱烈総裁は25日に世界経済情勢に関する懇話会に出席した。急ペースで技術力を高める中国製造業に危機感を示している。

韓国産業研究院（KIET）は企業家を対象に「韓国製造業の技術レベルは中国企業よりどれだけ先んじているか」を問う調査を実施した。結果は3．3年。2004年調査の4年、2007年の3．8年、2011年の3．7年と年々差が詰められていることが浮き彫りとなった。

李総裁は韓国企業は研究開発に投資し、技術力とブランド競争力を向上させる必要があるとコメントした。また企業自身の努力だけではなく、政府の支援も必要だという。（翻訳・編集/増田聡太郎）