リッチな都市ドバイ、人口の1割が中国人=中国人富裕層が高級物件を「爆買い」―中国メディア

Record China    2015年11月27日(金) 15時34分

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25日、世界の富裕層が集まるドバイで、中国人による不動産投資額が前年比で300%急増している。写真はドバイ。

2015年11月25日、第一財経によると、ドバイの高級不動産開発大手ダマック・プロパティーズはこのほど、中国の不動産仲介業者、Q房網と提携し、ダマックがドバイに所有する高級物件を中国人投資家に向けて販売することで合意した。

ダマックのマネージングディレクター、Ziad El Chaar氏によると、中国人によるドバイでの不動産投資額は昨年、22億4000万元(約429億円)となり、前年から300%急増した。今年は1〜8月だけで20億7000万元(約396億円)に達している。ドバイの人口の約1割を占める中国人の多くが広東省の広州深セン出身だ。ドバイに設立された中国系企業は4200社に上り、中国人旅行者は前年比で4倍に増えている。

ダマックがQ房網経由で中国人投資家向けに販売する物件の価格帯は150万〜1500万元(約2800万〜2億8000万円)だ。Ziad氏は「われわれのプロジェクトの投資回収率は7〜8%と、カナダや米国オーストラリアでの投資に比べ高い。しかも購入時の税金や固定資産税などは無税だ」と力説する。

ドバイでの今年8月までの不動産投資額を国別にみると、中国はインド、英国、イラン、カナダ、ロシアに次いで6番目に多い。(翻訳・編集/柳川)

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