中国の無戸籍者1300万人、当局が対策検討=福建省、無条件で届け出受理―中国紙

Record China    2015年11月25日(水) 5時10分

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24日、第一財経日報によると、中国の「一人っ子政策」に反して生まれた「黒孩子(ヘイハイズ)」を含む無戸籍者が約1300万人に達しており、中国当局が対策を検討していることが分かった。

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2015年11月24日、第一財経日報によると、中国の「一人っ子政策」に反して生まれた「黒孩子(ヘイハイズ)」を含む無戸籍者が約1300万人に達しており、中国当局が対策を検討していることが分かった。

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中国公安部部長の郭声[王昆](グオ・ションクン)氏は21日、中国共産党委員会会議のテーマとして「テロ対策」と「無戸籍者」問題を挙げた。中国では約1300万人が無戸籍者とされる。うち60%以上が出生後の無届け、親の育児放棄、証明書の紛失などで戸籍がなくなったとみられる。

一方、中国の各省では無戸籍者の届け出を後押しする動きも出ている。福建省は08年、「黒孩子」の届け出を無条件で受ける方針を表明。これまでに50万人近くが届け出ている。中国では今後、急速な少子化高齢化も深刻化するとみられており、当局が対策を検討する見通しだ。(翻訳・編集/大宮)

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