Record China 2015年11月21日(土) 23時50分
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在日中国メディアは日本の三菱リージョナルジェット(MRJ)と中国のARJ21について、「日中製造業の戦いは『地上戦』から『空中戦』に移りつつある」と報道。日本のネットユーザーは「住む世界が違う」などと自信満々だ。写真はARJ21。
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2015年11月20日、日中製造業の戦いは高速鉄道という「地上戦」から航空機という「空中戦」に移りつつある―。在日中国メディアがこのほど、日本の三菱リージョナルジェット(MRJ)と中国のARJ21を取り上げ、こう伝えたのに対し、日本のネットユーザーは「住む世界が違う」「国内専用機と世界基準機の戦い」などと余裕をのぞかせている。
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日本新華僑報は、初飛行に成功したMRJに関する記事を掲載。「中国も競合するARJ21の開発を進めている。今年、中国の型式証明を取得し、年末にも運用が始まる予定だ。MRJとARJ21は今後マーケットをめぐって激しく争うことになるだろう」と指摘した。
さらに、「日本と中国は世界の高速鉄道市場で激しい戦いを繰り広げている。そして今、日中の戦いは高速鉄道という地上戦から航空機という空中戦に移りつつある」と述べ、「地上戦であれ空中戦であれ、良性の競争であれば悪い話ではない。競争によって産業のレベルを向上させ、さらには日中協力の可能性も広がる。日中両国の関係者は積極的な姿勢で競争に取り組んでほしい」と強調した。
これに対し、日本のネットユーザーは「ARJ21は欧州連合(EU)と米国の形式認証を取得できる見込みがないので争いようがない。中国国内の地方航空会社とかパキスタン辺りなら買ってくれるかも知れないが… 住む世界が違う」「国内専用機と世界基準機の戦いになりそうですね。中国市場は大きいけど、世界の空も負けてないと思いますよ」などと自信満々。
両機の今後についても、「MRJとARJ。どちらが受注を集めているか。それを見れば世界での評価が分かるというもの。ARJの場合、受注の大半は中国。MRJの場合、海外のカスタマーからも受注を集めている」「受注数も段違い。空中戦とやらは始まる前からMRJの圧勝ですなぁ」などと強気だ。(編集/大隅)
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